退職代行やっぱりキャンセルしたい!
こんな悩みを解決します。
この記事を読むと、こんなことがわかります。
- 退職代行を途中でやめることは可能か
- 退職代行を途中でやめるときのキャンセル料
- 退職代行はクーリングオフできるのか
- クーリングオフとは
退職代行を途中でやめるのは可能?
退職代行を途中でやめることは可能です。
退職代行に無料LINE相談したあと、半分くらいの人は途中でやめています。
実際に依頼するか、迷っている人も多いんです。
退職代行をキャンセルする旨を連絡しましょう。
ただし、依頼者の会社への通知後のキャンセルは、面倒なことになるので注意が必要。
会社への説明が、大変です。
続いては、退職代行を途中でやめるとき、キャンセル料・返金について解説します。
退職代行を途中でやめる場合のキャンセル料・返金について
キャンセル料・返金については、下記記事で詳しく解説しています。
ここでは、概要を解説。
退職代行に入金した後の場合の返金
ほとんどの退職代行では、入金後の返金は不可です。
下記の退職代行は、状況に応じて返金があります。
- 退職代行モームリ:依頼者の会社に連絡する前であれば、全額返金
- 弁護士法人:依頼の進捗状況に応じて、一部返金が基本(要問合せ)
退職代行に入金していない場合のキャンセル料
- 退職代行業者:入金していなければ、キャンセル料は発生しないのが基本
- 弁護士法人:入金していなくても、進捗状況に応じで弁護士費用支払い
退職代行は、基本的には入金前であれば、キャンセル料は発生しません。
ただし、後払い方式での申し込みの場合は、ルールを要確認。
また、ごく稀にですが、申し込みの意思がないのに入金前にキャンセル料を請求された事例を見かけます。
下記でおススメしている退職代行では、そういったことはないので参考にしてみて下さい。
→退職代行15社を比較|忖度(そんたく)せず本音で解説!
退職できなかった場合の返金について(自己都合除く)
多くの退職代行で「退職できなかった場合は全額返金」とありますが、実際に適用された事例は見たことがありません。
理由は、退職できないことは起こりえないからです。
退職は、労働者に認められた権利で、会社は拒否できません。
民法では期間の定めのない雇用契約については、いつでも解約の申入れをすることができるとされており、解約の申入れの日から、2週間で終了することとなっていますので、会社の同意がなければ退職できないというものではありません(民法第627条)。
引用元:大阪労働局
それでも、「退職できなかった場合は全額返金」と記載するのは、依頼者の不安を減らすためと推定されます。
ねぇ、退職代行はクーリングオフ制度は使えないの?
クーリングオフを使えるか、解説します。
退職代行はクーリングオフできる?
退職代行は、クーリングオフの対象外です。
えぇ、なんでよ。1週間くらい以内ならキャンセルできるんじゃないの?
クーリングオフは、特定の取引に限定されるんです。
簡単にまとめたので、参考にしてください。
クーリングオフとは
確かに、クーリングオフは、契約を撤回できる制度です。
クーリング・オフは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。
引用元:国民生活センター
ですが下図のように、退職代行が該当する「通信販売」は、クーリングオフできません。
なんでよ、なんでなのよー。
消費者がキチンと考えて申し込んだかどうか、が境目になっています。
詳しくは、国民生活センターのHPを参照してみてください。
実は、退職代行のキャンセルについて消費者センターに電話をしたことがあります。
その時も、「退職代行はクーリングオフの対象ではない」とのこと。
でも、「通信販売はトラブルがかなり多いんだよねぇ~」と担当者さんは、ぼやいていました。
まとめ
- 退職代行は、途中でやめることは可能
- ほとんどの退職代行では、入金後は返金不可
- ほとんどの退職代行では、入金前ならキャンセル料はかからない
- 退職代行はクーリングオフ適用外
退職するか、退職代行を利用するか、悩みが尽きず頭がパンクしがちですよね。
でも、ちゃんとつらい環境から抜け出そうと行動している。
行動していれば、必ず抜け出せます。
抜け出す手段は、別に退職代行にこだわる必要はありません。
あなたが、生きやすい環境に、早く移れるこをと願ってます。
もしも、お困りのことがあれば、twitterでDMいただければアドバイスします。
お気軽にご相談ください。→twitter 森山 拓
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